ワックスアップ ブリッジのスキャニング

始める前に

スキャニング範囲内でのスキャニング・テーブルへのオブジェクトの取り付けのステップが完了している必要があります。

上級ユーザーは、オブジェクトをスキャンする前に詳細設定を利用できます。

ワックスアップ・ブリッジ・コネクターは、プロダクションセンターの制約に適合していなければなりません(キャリパで確認します)。CADソフトウェアによって、コネクターがプロダクションセンターの制約に適合していることを確認したり、適合するように修正することはできません。

スキャン・データの穴を防ぐには、ワックスアップ・ブリッジの厚みを0.4 mm以上とする必要があります。

ワックスアップ・ブリッジのデザインに、過剰なマージンがあってはなりません。これがあるとプロダクションセンターから却下される可能性があり、また結果の品質が低下します。

プレパレーションは汚れのないようにする必要があります。汚れがあるとスキャン品質が変化します。

手順

  1. ワックスアップ ブリッジのスキャニングのためのスキャナーの設定.
  2. ワックスアップ ブリッジの下側のスキャニング.
  3. ワックスアップ ブリッジ モデルのスキャニング.
    1. バイトインデックスがある場合は、バイトインデックスのスキャニングの手順を実施してください。
    2. 隣接歯がある場合は、隣接歯のスキャニングの手順を実施してください。
  4. ワックスアップ ブリッジの上側のスキャニング.
  5. 最後のフレームワックスアップの実行(自動)タスクを待ちます。この時、メッシュのマッチングと結果が表示されます。マッチングが不十分だった場合は、スキャンリストの最後のステップをクリックしてやり直し、それでも不十分な場合はマッチングの再実行を行います。
  6. 改善オプション
  7. 終了

タスクの結果

スキャンをすると、症例が作成されます。症例はNobelProcera Crown and Bridgeモジュールに送信され、そこでワックスアップ・ブリッジをデザインできます。