ロケーターは、バー、アバットメント、またはプロセラ・インプラント・ブリッジをスキャンする場合に使用します。 ロケーターは、補綴物を支持するインプラントの位置を示すために使用されます。
使用するインプラント・プラットフォームのタイプによって、スキャニングに使用する必要のあるロケーターのタイプが異なります。 また、ロケーターの各タイプには、使用するインプラントに応じた直径と形状が用意されています。 利用できるロケーターのタイプは、次の3種類です。
ロケーター | 使用法 | 説明 |
---|---|---|
ポジション・ロケーター・ブリッジまたはフレームワーク | PIB | PIBフレームワーク上のノンエンゲージ・アバットメントにスクリュー固定されます。ツールは必要ありません。 |
ノンエンゲージ・ロケーターまたはポジション・ロケーター・モデル |
インプラント・バー・オーバーデンチャー 模型スキャン用PIB |
模型にスクリュー固定されます。ツールは必要ありません。 |
エンゲージ・ロケーター | アバットメント | インプラント・レプリカの接合部にパチッと嵌め込まれます。スクリューは必要ありません。 エンゲージ・ロケーターにはフラットな表面が2面あり、一方は垂直の側面でもう一方は上面です。 スキャン用レーザーが遮られることなく照射できる空間が確保されるように、ロケーターの垂直の側面に位置するフラットな表面を模型の舌側の面に取り付ける必要があります。 |
不正なエンゲージ・ロケーターの方向: エンゲージ・ロケーターの垂直の側面に位置するフラットな表面がカメラ・ビューに表示されません。
正しいエンゲージ・ロケーターの方向: 各エンゲージ・ロケーターのフラットな表面の両方がカメラ・ビューに表示されます。